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【上腕】キックバック

※まずはこの動画の内容だけ抑えていただければ大丈夫です。

ですが、
「なぜこのやり方をするのか?」
「さらに深く知りたい!」
「もっと効果をあげたい」

そんな方は以下のテキストを読んで
さらに理解を深めてください

ターゲット部位

上腕三頭筋

肩甲骨と肘に付着しているため、この2点を近づけるようにトレーニングを行う。

簡易的な解説

①ダンベルを親指、中指、薬指で強く握る
②ベンチに片膝と片手をつけてセットポジションに入る
③ダンベルを持った腕の肘を90度にする
④ダンベルを持った腕が一直線になるように伸ばす
⑤③の状態になるように戻す

具体的な解説

①ダンベルを親指、人差し指、中指で強く握る

キックバックを行う(ダンベルを床から水平に持ち上げた)とき、親指・人差し指・中指にダンベルの荷重が乗るため、この3本の指で強く握るようにする。

薬指と小指は軽く握るくらいで問題ない。

②ベンチに片膝と片手をつけてセットポジションに入る

ダンベルを持った状態で、ベンチに片膝と片手をつけてセットポジションに入る。
このとき背筋は軽く曲げた状態にしてあげた方が、上腕三頭筋に力を入れやすい。

③ダンベルを持った腕の肘を90度にする

ダンベルを持った状態で肘を90度にする。
これがスタートの位置となる。
トレーニング中に90度以下になりやすい(90度以下だと反動をつける可能性がある)ため、肘の角度は特に意識すること。

④ダンベルを持った腕が一直線になるように伸ばす

肘を90度にしたら肘を固定し腕が一直線(肘の角度が180度)になるように伸ばしダンベルを持ち上げる。
腕を伸ばすときはなるべく反動を使わない。

ダンベルが重すぎて肘が180にならない場合は適切な重量ではない(重すぎる)ため、三頭筋に力を入れてギリギリ一直線になるダンベルの重さでトレーニングを行う。

・脇を閉めて腕を伸ばすと長頭(三頭筋の内側)に効きやすい。
・脇をやや開けて伸ばすと外側頭(三頭筋の外側)と内側頭(肘関節あたりの三頭筋)に効きやすい。

⑤③の状態になるように戻す

伸ばした腕を元に戻すときは、③のように肘が90度になるように戻す。
90度以下になってしまうと負荷が逃げてしまうため。

常に負荷がかかるように肘を曲げるときは90度になるのを意識しましょう。

注意点

・ダンベルは親指、人差し指、中指で強く握る
・腕がギリギリ一直線になるダンベルを選ぶ
・弾ませてあげたり反動を使わない

意識

・セットポジションの肘の角度は90度を意識
・脇の開き方によって三頭筋に効く部位が変わる
・伸ばした腕が180度になるようにする
・三頭筋に力が入っていることを意識

部分解説

【脚幅】
『狭め』で母指球で踏ん張りやすい位置。 
【膝の向き】
踏ん張りやすくするため『前に向く』
【つま先の向き】
お尻を閉めるため、なるべく『真っ直ぐ』
【重心】
母指球(つま先) 
【握り方】
サムアラウンドグリップにし、親指、人差し指、中指で強くバーベルを握る 
【目線】
ベンチ

この資料の使い方

最終的には書いてあること全てを出来る様にしてほしいです。

ですが、難しいと思うので最初は実際にこの資料通りにやってみて
まずは、ピンとくることだけに意識を置いて練習して下さい。

最初にピンと来たことを完璧に身につけたときに他のポイントも理解できるようになります。